half-baked answer
エピソードの会話では、”He didn’t spit out half baked answer to the case studies…”と言っています。「彼はケーススタディに対して、中途半端な答えを口にすることはなかった。」つまり、「彼はいい加減な答えをせず、ちゃんと考えた答えを出した」ということを言いたい文です。
- spit out → 「(言葉を)素早く言う、口走る」
- 「ペッと吐き出す」という意味から転じて、雑に答えたり、深く考えずに発言したりするニュアンスがあります。
- half-baked → 「中途半端な、浅はかな、不十分な」
- 直訳すると「半焼けの(=ちゃんと焼けていない)」で、十分に考えられていないアイデアや答えに対して使われます。
hammer home
エピソード中の会話では、“That is definitely a good thing to add in to really hammer it home.”と言っています。「それを加えるのは、ポイントをしっかり伝えるためにとても良いことだ。」という意味になります。
hammer (something) home” の意味
「(考えや主張を)繰り返し強調して相手に理解させる」「しっかり伝える」
“hammer”(ハンマー)で何度も叩いて打ち込むイメージから、「何度も強調して、確実に伝える・理解させる」という意味になります。
The teacher hammered home the importance of studying every day.
(先生は、毎日勉強することの大切さを繰り返し強調した。)
He kept repeating the message to hammer it home.
(彼はそのメッセージを何度も繰り返して強調した。)
To convince the audience, you need to hammer home your key points.
(聴衆を納得させるには、重要なポイントをしっかり伝える必要がある。)
(類似表現)
“drive (something) home”
He used a personal story to drive his point home.
(彼は自分の経験を使って、ポイントを強調した。)
“get (something) across”
She struggled to get her ideas across to the team.
(彼女は自分の考えをチームにうまく伝えようと苦労した。)
head trip
エピソードの会話では、It gets into this whole head trip thing.と言っています。
意味は、「それが全部、精神的に影響を受けるような話になってしまう。」
「それについて考えすぎてしまうことになる。」のようになります。
“head trip” というフレーズは、心理的に強い影響を受けたり、何かにとらわれたりする状態を指します。時には「深く考えすぎること」や「精神的に消耗すること」というニュアンスでも使われます。
- “I just wanted to have fun, but it turned into this whole head trip thing.”
→ 「ただ楽しみたかっただけなのに、なんだか精神的にモヤモヤする話になってしまった。」
hem and haw
hem and haw は、ためらったり、迷ったりしてなかなか決断を下せないことを意味する表現です。また、話すときに言葉を濁したり、うまく言葉が出てこなかったりするときにも使われます。日本語では「ぐずぐずする」「決めかねる」「はっきりしない」といった表現が近いです。
エピソード中の会話では、“I really hemmed and hawed about whether to actually do the program because I couldn’t miss any time.”と言っています。「時間を一切無駄にできなかったので、そのプログラムに実際に参加するかどうか、とても迷った。」という意味になります。
例えば、“Don’t hem and haw, just give me a straight answer.”だと「ぐずぐずせずに、はっきり答えて。」という意味になります。
high-level summary
high-level summary” は、「大まかな概要」「全体の要点をまとめたもの」 という意味です。
“High-level” は「高レベル」という直訳ではなく、「細かい部分には触れずに、大局的な視点でまとめたもの」 というニュアンスで使われます。そのため、”high-level summary” は 「細かいディテールを省いた簡潔な要約」 という意味になります。
- Can you give me a high-level summary of the meeting?
(会議のざっくりした概要を教えてくれる?) - The report provides a high-level summary of our financial performance.
(そのレポートには、私たちの財務状況の大まかな概要が書かれている。) - Before diving into the details, let me give you a high-level summary of the project.
(詳細に入る前に、このプロジェクトの大まかな概要を説明します。)
honing in on
エピソードの会話では、”However, honing in on making sure we have the right prepositions…”と使われています。
“Honing in on” は「~に焦点を絞る」「~に注意を集中する」という意味で使われます。
このフレーズは “home in on”(標的に向かう、焦点を絞る)が本来の形ですが、”hone”(研ぐ、磨く)と混同されて “hone in on” という形も広く使われるようになりました。特に口語ではよく見られます。
したがって、“honing in on making sure we have the right prepositions” は 「正しい前置詞を使えているかどうかに注意すること」 という意味になります。
hung up on~
エピソード中の会話では、I am still a little bit hung up on some of the steps on the form.と言っています。 この文の “hung up on” は「(一部のステップが)よく理解できずに引っかかっている」「悩んでいる」 というニュアンスになります。
“hung up on …” は他にも以下のような意味があります。
1. ~にこだわる / 執着する(ネガティブな意味合いが多い)
前に進めない状態を指します。
- He’s still hung up on his ex-girlfriend.
(彼はまだ元カノに未練がある。) - Don’t get hung up on small details. Just focus on the big picture.
(細かいことにこだわりすぎるな。全体像を見ろ。)
2. (電話を)ガチャ切りする
「hang up(電話を切る)」の受動態の形で、「(怒って)電話を切られる」という意味になります。
- She hung up on me in the middle of our conversation!
(彼女は会話の途中で私にガチャ切りした!)