ここでは、短文穴埋め形式で英単語が学べるウェブ・アプリケーションをご紹介します。
このブログでは、すでにエクセルVBAで作成した英単語学習プログラムを紹介していますが、このような例文の空所補充形式で英単語が学べるウェブアプリを自分で作りたいな~と以前から思っていました。
で、Chat GPTの力を借りてコツコツとアプリの作成をしていたのですが、つい先日、無事にネット上に公開することができました!
こちらからアクセスできます→例文で覚える英単語 チャチャっと英単語
ウェブアプリであれば、PCだけでなくスマホやタブレットからでも手軽に使うことができます。例文で英単語を学習したいと考えている方は、ぜひアクセスしてみてください。
アプリの概要
出題形式は例文穴埋め形式のみです。当初は、例文形式ではない単純な英単語⇔日本語訳の出題形式も作ろうかと思ったのですが、なるべくシンプルな方が良いかなと思ったので、結局外しました。
単語のレベルは、目的に応じて「大学受験必須」「英検2級」「準1級」「1級」から単語のレベルを選択できます。(英検1級は、まだ準備中です。)

メニュー画面になります。
例文穴埋めボタンと単語レベルを選択してスタートします。
ユーザー登録をすれば学習記録が残ります。

問題の出題画面。(こちらはユーザー登録していない場合の場面になります。)
- 解答時には、単語の意味と、例文の訳が表示されます。
- 英検準1級&1級の場合は、例文訳ではなく単語のコロケーションが表示されます。

こちらの画面はユーザー登録をした場合の画面。
- 累積出題回数や正答率の表示があります。
- 覚えた単語は「記憶済み!」ボタンを押すことで、以降出題範囲から除外されます。
- 記憶済み単語の復習モードがあります。

進捗状況の確認画面
英単語について
大学受験必須
- 出題単語数は約2000語。英単語ターゲット1900相当の単語になります。
- 難易度的には、英検2級より高く、英検準1級よりは低め。
- 英検2級との重複単語は622個で、英検準1級との重複単語は747個あります。
英検2級
- 出題単語数は約1300語。英検2級でる順パス単相当の単語になります。
- 英検準1級と重複する単語が150個あります。
英検準1級
- 出題単語数は約2000語。英検準1級単熟語EX相当の単語になります。
英検1級
- 出題単語数は約3800語。
ユーザー登録について
ユーザー登録に、メールアドレスは必要ありません。ユーザー名とパスワード、それぞれ5文字以上の英数字で登録することができます。パスワードを忘れた場合、再設定はできませんのでご注意ください。
ユーザー登録をすると:
- 単語ごとの累計出題回数、正答率の表示がされます。
- 問題に正解した場合は、「記憶済み」ボタンが使えるようになります。回答後に、すでに知っている単語/覚えた単語は、このボタンをクリックすれば、以降出題されることはありません。
- 「記憶済み単語を復習」モードが使えるようになります。このモードを有効にすると、記憶済みの単語のみが出題されるようになります。ときどきこの復習モードを使って、本当に記憶しているか確認してみましょう。ここで間違えると、自動的に「記憶済み」から除外され、また通常モードで出題されるようになります。
- 進捗状況の確認ができます。単語レベル毎に、記憶した単語の割合を棒グラフで確認できます。(リセット可能)
例文について
例文については、Chat GPTやClaudeなどのAIを利用して出力したものとなっています。(単語数が多かったので、ちょっと根気を要する作業でしたね・・・。)
英単語の日本語訳のうち、いづれかの訳に沿った内容の例文を出力するようにしましたが、もしかしたら分かりにくい例文が含まれているかもしれません。そういったものは、気づいた段階で修正したいと思います。
なお、レベルが「英検2級」「大学入試必須」の場合は、回答後に例文の日本語訳も表示されます。
当初は、「英検準1級」「英検1級」でも例文訳の表示を考えていました。しかし、このレベルを学習している人にとっては例文の日本語訳なんて邪魔だろうと思ったので止めました。代わりにコロケーションがいくつか表示されます。
今後の機能追加
なるべくシンプルなアプリにしたいのですが、必要に応じて随時機能を追加できたらと考えています。
単語の発音確認とか、20問くらいの小テスト形式とか、ユーザー側で出題単語の範囲をある程度絞れるといった機能は今後のアップデートで追加する予定です。